2014/01/08付けで,v324を公開します。
変更点1
・多くの文を解析した際に起こるリソース不足エラーの対処
本ツールは,2000文字(50文)程度の小論文を主な対象としていますが,仮に多くの文(例えば500文以上)をまとめて処理した際に,描画のためのリソースが不足し,エラーとなる場合がありました。この件に関するいくつかの修正を行いました。
この修正により,600文程度までであれば,エラーが発生しなくなったと思われます。ただし,根本的なエラーの原因が描画リソース不足で発生するため,これ以上の上限を引き上げることはできません.40000文字~50000文字(およそ1000文)を処理した場合は,エラーが起きたり起きなかったり不安定となりますのご注意ください。また,この対応で,描画のためのリソースを随時解放する処理が必要となったため,チェック結果の再表示の速度が低下しています。
なお,チェック開始時に1000文以上ある場合は,処理をキャンセルできるようにしました。
変更点2
・同梱の「読点の位置チェック」プラグインの修正
文末が,読点を入れるべき表現で終わっている場合に起こるエラーに対処しました(pluginsフォルダのt_commapostion.dllを更新)。